海外旅行初心者にとって気になるのが、海外旅行先でどうやってインターネットに接続するのかということです。
また、スマートフォンなどでインターネットに接続して、帰国してから高額な料金を請求されないよう設定に注意する必要があります。
そこで、日本を出発する前に、シンガポール海外旅行中にインターネットに接続する方法を調べて準備をして行きました。
シンガポールだけでなく、他の国でも通用すると思います。
実際に海外でインターネットを使ってみてわかったことや注意点がありましたので説明します。
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シンガポールでインターネットに接続するには?
シンガポールへ海外旅行中にインターネットに接続する方法を調べた結果、主に以下の方法があることがわかりました。
- 携帯電話の国際ローミングサービスを利用する
- 現地でプリペイドSIMを購入 (SIMフリーの携帯電話が必要)
- 日本でWi-Fiモバイルルーターをレンタルする (おすすめ)
- 現地の無料インターネット・スポットを使う
- 現地の無料Wi-Fiに接続する
下に行くほど料金は安くなるのですが、私が海外旅行初心者の方におすすめするのは日本でWi-Fiモバイルルーターをレンタルすることです。
それぞれの方法の特徴について説明します。
携帯電話の国際ローミングサービスを利用する
日本国内のパケット定額プランに加入していると特別な手続きなく、海外でも利用できます。
docomo、au、SoftBank の各社の料金は、
約25MBまでが、1,980円/日
約25MB以上が、2,980円/日
となっています。(2014年12月24日現在)
ただし、パケット定額の対象事業者を「手動」で定額対象事業者へ設定を行う必要があります。
「自動」の場合、定額対象事業者に設定されず、高額請求となることがあります。
- メリットは、手持ちのスマートフォンだけでインターネット接続できること
- デメリットは、1日1,980〜2,980円の海外パケット通信料が必要なことと、接続を間違えると高額請求される可能性があること
現地でプリペイドSIMを購入 (SIMフリーの携帯電話が必要)
チャンギ国際空港で24時間プリペイドSIMカードの購入が可能です。
料金は、現地の携帯電話会社「SingTel」で
7日 1GB $7
と結構安いので、SIMフリーの携帯電話を持っている場合はいいかもしれません。
今回はSIMフリーの携帯電話を持っていなかったので、選択肢からは外れました。
日本でWi-Fiモバイルルーターをレンタルする
海外専用のWiFiレンタルサービスです。
料金は各社違いがありますが、
グローバルWi-Fi が
670円/日
(2014年12月24日現在)
で一番安かったので、今回私はこちらでレンタルしました。
- メリットは、パケット定額制なので高額請求の心配がないことと、日本国内で受取り (自宅へ宅配または空港で) 、日本に帰国後、空港の返却BOXで返却できるので、英語が苦手な人でも安心です。
- デメリットは、利用者が過剰な通信を行った場合、利用制限を行うことがある点です。例として、3日間のパケット通信量400MB以上となっています。
私は400MBはすぐに超えてしまい、その後は必要なときだけ接続するよにしていましたが、幸い制限にはかかりませんでした。
しかし、使い放題と思っていたので、この制限があるということを知って焦りました。
私のような海外旅行初心者にはとても利用しやすいサービスなので、今後利用制限が改善されて無制限になると嬉しいです。
現地の無料インターネット・スポットを使う
シンガポールには、空港やショッピングセンターに無料でインターネットができるPCが設置されています。
ただし、自分のPCではないので、私は利用はしませんでした。
ほとんどインターネットを利用しない人であれば、この無料で使えるPCでちょっとした調べ事をするのなどに便利かもしれませんね。
現地の無料Wi-Fiに接続する
調べていると、シンガポール政府が提供する無料のWi-Fi Wireless@SG を使うという方法がありました。
利用するには以下の方法で登録が必要とのことです。
Wireless@SG をチャンギ国際空港で登録
チャンギ国際空港で Wireless@SG にアクセスすると上記画面が表示されます。
電話番号を入力するとSMSでパスワードが送られて来ると書かれていますが、私は届きませんでした。(高額請求が怖かったので国際ローミングはOFFにしていました)
そもそも日本の携帯なので使えないのかもしれません。
もう一つの方法は、チャンギ国際空港のインフォーメーション・センターで申し込むとパスワードがもらえるようです。
しかし、チャンギ国際空港で貰えるパスワードは空港内でのみしか使えないみたいなので、シンガポール滞在中に空港以外でインターネットを使いたい場合はあまり意味がないと思い、今回は登録しませんでした。
Wireless@SG を日本で登録
Wireless@SG を日本から登録することは、以前はできたようですが、2014年12月24日現在はできなくなっているようです。
Wireless@SG をシンガポールで登録
シンガポール国内から Wireless@SG のサイトにアクセスして登録する方法です。
携帯電話番号にSMSでパスワードが送られるので、シンガポールの携帯電話が必要です。
しかし、裏技を使って使ってパスワードを取得する方法がブログ等で紹介されていましたが、こちらも私は接続することができませんでした。
まとめ
上記のように私はシンガポールで現地のWi-Fiに接続できるか不安だったので、日本でWi-Fiモバイルルーターをレンタルしていきました。
結果、正解でした。
なぜなら、シンガポールで Wireless@SG にも接続を試みたのですが、私が調べた情報が古かったのか、結局接続することはできなかったからです。
グローバルWi-Fi は 3日間のパケット通信量400MB という制限があったものの、400MB を超えたからといってすぐに制限がかかるものではありませんでした。
宿泊したホテル内では無料でインターネットが使えましたので、グローバルWi-Fi は外出先で使う時だけ電源を入れるという方法で4日間問題なくつかえました。
私のような海外旅行初心者は、現地で無料Wi-Fiが使えると思っていて、結局使えなかったらショックなので、日本でWi-Fiモバイルルーターをレンタルして行くのが安心だと思います。
逆に海外旅行の経験が豊富で、現地でもっと安いインターネット接続方法を確保できる方は、現地で調達するのもありですね。
(おまけ)海外で高額請求をされないためのiPhoneの設定
電話はしない、Wi-Fi接続のみの設定
設定 > 機内モードをオン、Wi-Fiをオン
通話とSMSは必要な場合の設定
設定 > 一般 > ネットワーク > データローミングをオフ
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